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比嘉 (普)剛
沖縄から発信しています。どうぞよろしくお願いします。 沖縄の伝統音楽が多くの人々に愛され、多くの人々に歌い継がれ、より香り高く、より発展していくことを心から願っています。
沖縄でお祝いの席には欠かせない琉球古典音楽を代表する曲で、琉球舞踊の一つでもあります。結婚式では必ずといっていいほど演奏され、一般的な進行では新郎新婦紹介、乾杯のあとに余興として親戚縁者が踊りを披露します。琉球国王の前で奏される楽曲とのことで「御前風」とも呼ばれます。また御前風はお祝いの席で演奏される5曲(かぎやで風節、恩納節、長伊平屋節、中城はんた前節、こてい節)を指す時もあります。曲調は非常にゆったりとしたもので、歌は言葉一つ一つをのばしつつ声を上下させて歌います。
今日の誇らしさは 何事に譬えよう
蕾んで居る花が 露に逢ったようだ
歌意:「今日の嬉しさは何にたとえよう。蕾の花が露を受けたように、瑞々しく気持ちの良いものだ。」
語源については次の3説があり、正式な語源は不明。①昔、奥間村の鍛冶屋が尚円王を救ったご褒美に按司(階級の一つ。王子の下の位)の位を任せられた時の喜びを歌った事から(島袋盛敏)、②かくまで立派な果報の解釈から(世礼国男)、③能楽の「冠者の手風」から(照屋寛善)